紫外線吸収剤とは?

白浮きせず、きしみ感や粉っぽさがないので多くの日焼け止め製品に使われますが、個人差により刺激に感じる成分です。
よく、SPF50など紫外線防止効果が高いものに使われておりますが、日焼け止めを選ぶときに気をつけたい成分が、この紫外線吸収剤です。
紫外線防止剤の2種類の違い
紫外線吸収剤
吸収剤そのものが紫外線を吸収し、肌への紫外線の影響を防ぎます。
紫外線散乱剤
主に粉体で、肌表面に受ける紫外線を乱反射させ肌への紫外線の影響を防ぎます。
2つの大きな違いは、紫外線が皮膚に届くのをどうやって防止しているか、というところです。
紫外線吸収剤は、化学反応によって紫外線から肌を守ることに対し、紫外線散乱剤は微粒子が物理的に紫外線を跳ね返し、肌を守ります。
この微粒子は配合されている製品によっては肌が白浮きしたり、粉のような感触が残ることがあります。
日焼け止めの『紫外線吸収剤』に要注意!?肌に悪いってホント?

それから世の中の安全志向が高まり、「表示指定成分は悪いもの」という認識が広まった経緯から、紫外線吸収剤は身体によくないというイメージが付いた方が多いようです。
しかし今では、紫外線吸収剤のデメリットを克服する新成分もどんどん開発されています!
アレルギーや安全性の面から、一つの吸収剤が多くなりすぎないよう複数の吸収剤を加えて相乗効果を高める。といった工夫がされている商品も多くあります。
紫外線吸収剤のメリットとデメリット
デメリット
●アレルギーを引き起こす可能性
●肌にチクチクした刺激を感じることがある
●湿疹や赤みが出る可能性
●血中に取り込まれる可能性
メリット
●紫外線のブロック効果が高い
●肌内部へ紫外線が入るのを防ぐ
●白浮きしない
●少量でも紫外線防止効果が高い
塗ったときに肌が白くなりにくく、ブロック効果が高い紫外線吸収剤ですが、紫外線を吸収するときに肌にチクチクした刺激を感じたり、赤み、湿疹があらわれたりする場合があります。
よって、敏感肌の方は刺激になる可能性があり、これが悪化すると身体のタンパク質と結びついてアレルギーを引き起こすこともあります。ですが、肌への負担が少なく敏感肌でも使える化粧品もありますので、自分の肌に合ったものを選びましょう!
紫外線吸収剤が入っているかの見分け方はこれ!

●ノンケミカル
●紫外線吸収剤不使用
●紫外線吸収剤フリー
上記のような表示がされています。
敏感肌用として紫外線吸収剤が入っていないという意味の「ノンケミカル処方」という表示で、一目でわかるものもあり、子ども用や敏感肌向けのものは、紫外線散乱剤のみを配合しているものも多くあります。
2001年の薬事法改正により、すべての化粧品に全成分表示が義務付けられるようになり、これまでの表示指定成分のみを表記していた時代とは違い、化粧品の箱や容器の裏を見ればどんなものが使われているのか、きちんと私たちにもわかるようになっています。
そして、紫外線吸収剤として使われているのが、下記のような成分です。
●オクトクリレン
●オキシベンゾン-3
●オクチルトリアゾン
●メトキシケイヒ酸オクチル
●メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
●パラメトキシ桂皮酸エチルヘキシル
●t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
●ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
●ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
肌に負担の少ない化粧品を上手に使い、美肌を目指していきましょう!
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