パラベンが避けられる理由

パラベンとは?


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パラベンは、化粧品、食品、医薬品の微生物による汚染を防ぐためによく使われる「防腐剤」です。
中でも、パラベンは人体に対する毒性が低く、微生物、特にカビや酵母に対して効果的であるために良く使用されています。
尚、パラベンの物質名は『パラヒドロキシ安息香酸エステル(別名:パラオキシ安息香酸エステル)』です。

防腐剤はなぜ入っているのか?

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開封後は、空気中の浮遊菌や自身の皮膚に存在する細菌などが化粧品に汚染することによって、腐敗や変色、異臭などの原因になってしまいます。

化粧品の容器の中で細菌が繁殖して腐ってしまうことを防ぎ、最後まで安全かつ衛生的に使えるようにするために防腐剤を添加します。
化粧品にパラベンを加えることによって、製品の長期保存が可能になります。

パラベンは昔から使われている成分!

パラベンは、80年以上前から化粧品に使用されている成分です。
1種類のパラベンを単独で使用しても十分な効果がありますが、複数のパラベンや他の防腐剤を組み合わせることにより相乗効果が得られ、優れた保存効果を発揮します。

日本では化粧品基準によって使用量の上限が1%(100gに対して1.0g)と定められていますが、市販されているほとんどの化粧品においてはパラベンは0.1〜0.5%という低用量で使用されています。

よく使われる主な防腐剤の成分


●パラベン
●安息香酸塩類
●サリチル酸塩類
●DMDMヒダントイン
●フェノキシエタノール
●メチルイソチアゾリノン
●イソプロピルメチルフェノール


などの多くの防腐剤が認可され、使用されています
これらの中には刺激性を考慮して、シャンプー・リンスなどの洗い流すことを前提に使用を認められている物が多くあります。

パラベンはなぜ肌によくないと言われているのか?

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安全性や防腐効果も評価されてきたパラベンですが、ある時期から「パラベンには毒性がある」「肌に悪い」という意見が出回り始めました。
その理由は2つあり、1980年に当時の厚生労働省によって、表示指定成分制度に該当するとされたこと、1990年代に欧米諸国で、パラベンに内分泌かく乱物質(環境ホルモン)の懸念があるとされたことからです。

表示指定成分とは:体質によってごくまれにアレルギー等の肌トラブルを起こす恐れのある成分として、容器やパッケージに表示するよう定めた113種類の化粧品成分です。
環境ホルモンとは:代謝や成長、生殖などに必要なホルモンの働きを狂わせてしまう物質のことです。
昔は化粧品の安全性に対する意識が低く、パラベンを単独で使用するとアレルギーを起こす可能性がありました。

しかし、現在では研究が進んだ上、品質が向上し、さらに他成分と併用しパラベン濃度を下げることによって安全に使用できるようになりました。
このように、パラベンに十分な安全性が確認された後でも、表示指定成分=危険、という誤解だけが残ってしまっています。

パラベンのメリットデメリット

デメリット


●まれにアレルギーを起こす可能性
●乳がんなどの発がん性の可能性
●発心などの肌トラブルの可能性

メリット


●細菌の繁殖を防ぐ
●腐敗や変色、異臭を防ぐ
●製品の長期保存が可能

パラベンは、ごくまれにアレルギー等の肌トラブルを起こす可能性のある成分です。

パラベンを含む化粧水の症状には、

●ポツポツとした赤い湿疹を発症し、痒みがが出た
●乳液をつけた顔全体に湿疹が広がり、目の下や唇にヒリヒリする痛みが出た
●リップクリームや口紅では、唇の周囲のかさつきや赤く膨れ、水疱ができて痛痒い

と、上記ような肌トラブルがあるようです。

昔から化粧品に使われているパラベンですが、「100種類の添加物」と呼ばれる添加物に指定されており、成分表示が義務付けられています。

パラベンを使うことでアレルギーを引き起こす心配がある方は、表示成分をじっくり見てパラベンが含まれていないものを選びましょう。

殺菌力の強いパラベンの種類


●メチルパラベン
●エチルパラベン
●プロピルパラベン
●ブチルパラベン


上記の4つが、化粧品によく使用されます。

特にメチルパラベンは殺菌力が強く、肌への刺激が少ないため目にする機会が多くあります。
日本語では、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸ブチルとも表示されています。

皆さんが使っている化粧品はいかがでしょうか?表示成分をチェックしてみてください!

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