ヒスチジン(必須アミノ酸)とは?
ヒスチジンは必須アミノ酸の1つでバリア機能をサポートする天然保湿因子(NMF)の一つであり、うるおいをしっかり保ち、しっとりとした、みずみずしい肌へ導く効果があります。
体内ではヒスタミンに変換され神経機能にはたらくことにより、ダイエットにも効果があり脂肪分解を促進する効果があると報告されています。
ヒスチジンは抗酸化作用もあり、ある種の酸化ストレス(虚血再灌流)を抑制する効果があるとされています。
化粧品では、脱脂大豆を加水分解したものから作られる「ヒスチジンHCI」の形で配合されます。
天然保湿因子(NMF)とは?

約半分がアミノ酸で出来ている天然保湿因子(NMF)は、肌がもともと持っているうるおい成分です!
角質細胞のなかにはケラチン線維でできたハンモックのようなベッドがあり、そこに天然保湿因子が留まっています。
このハンモックが壊れたり劣化したりすると、天然保湿因子は角質細胞内に留まっていることができず流出しやすくなり、角質層内のアミノ酸の量が減ってしまうのです。
そうすると、細胞をつなぎとめる力が弱まり、水分が逃げてしまったり、バリア機能が低下してしまったりといった原因となります。
元は非必須アミノ酸だったヒスチジン?
かつてヒスチジンは乳児期には準必須アミノ酸であり、大人になると体内での生成が可能であるとされ、非必須アミノ酸として扱われていました。
しかし、摂取量が不足すると体内の窒素のバランスが崩れ、皮膚疾患や神経系に異常が現れることがわかり1985年に正式に「必須アミノ酸」に分類されました。
アミノ酸の美容効果はこれ!

●肌の乾燥を防ぐ
●肌に透明感が出て、くすみが減る
●肌荒れしにくくなる
●たるみを改善し、肌にハリを与える
●美白効果(メラニンの生成を抑える)
アミノ酸が配合された化粧水やクリームは、潤いに満ちた肌へと導いてくれます!
というのも、アミノ酸は分子が小さいためその保湿力で角質層までしっかり浸透し、乾燥による小じわも防いでくれるからです。
年齢を重ねるにつれて、肌のたるみやハリが気になってくるその原因はコラーゲン不足であり、アミノ酸が肌に不足するとアミノ酸が主成分の天然保湿因子もコラーゲンも減少してしまいます。
それだけでなくターンオーバーも乱れてしまい、こうしたさまざまな肌トラブルが起きてしまうため、アミノ酸は美容に欠かせない成分です。
つまり、積極的にアミノ酸入りの基礎化粧品を取り入れることにより、うるおいのある若々しい肌を保つことができるということです!
ヒスチジンは食品ではダイエット効果も!
ヒスチジンは、交感神経を刺激するヒスタミンに変換されることにより、神経機能に働きかけ、交感神経を刺激することで脂肪燃焼を促進する効果があるとされています。
また、食欲を抑える効果もあるとされ、近年ではヒスチジンには肥満防止作用があることが明らかとなっています。
食べる量を減らすことでダイエット効果を得られるため、脂肪を燃やしたい人や食べすぎを防止したい人にピッタリな成分です!
その上、食欲を抑制する効果を期待することもできるため、食べる量を減らすことでダイエット効果を得ることもできます。脂肪を燃やしたい人や食べすぎを防止したい人にピッタリな成分ですね。
ヒスチジンが不足するとどうなる?

ヒスチジンは必須アミノ酸なので、摂取量が不足すると体内の窒素のバランスが崩れ、皮膚疾患や神経系に異常が現れてしまうことがあります。
特に子どもはヒスチジンを体内で合成できないため、ヒスチジンが不足してしまうと成長不良となってしまいます。
ヒスチジンを体内で合成できる大人であっても、不足することによって体内の窒素バランスが崩れることも。神経機能の低下や皮膚トラブル、肥満などを引き起こす恐れがあるため、基礎化粧品や食品などによる積極的な摂取が望ましいとされています。
ヒスチジン等アミノ酸たっぷりのスキンケア
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肌は日々、様々な要因でダメージを蓄積しています。
さらに、20代半ばからは、美肌成分の体内生成量は減少していき、年齢とともに、たるみや、しわ、くすみ、肌の水分不足など、様々な問題が気になるようになってきます。
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