プロパンジオールの美容効果について

プロパンジオールとは


高い保湿効果を持つ成分です。
グリセリンなどよりも保湿効果が強いと言われており、肌を守り、肌のうるおい維持に優れています!
糖を発酵して作られるアルコールの一種であり、化粧品や洗顔料、ヘアケア製品、ボディ&ハンドケア製品、保湿剤、感触改良剤、溶剤などによく使われています。

プロパンジオールは安全性が非常に高い成分で、皮ふに対する刺激がほとんどなく、アレルギー反応が出にくい成分とされています。
なので、肌のトラブルや敏感肌にに悩んでいる方にも安心して使える成分です。


植物由来成分で肌に優しい!


プロパンジオールは、元々は石油由来の成分でした。
しかし、近年は植物のグルコースからプロパンジオールを製造する方法が一般的です。石油由来の成分は避けたい、という方にも安心ですね。


プロパンジオールの効果って何?

保湿効果

肌を柔らかくすることができ、しっとりとした質感を作ることができます。
また、プロパンジオールとグリセリンは混ざることで、相乗効果として保湿効果が高くなるということが研究でわかっています。

髪質改善効果

プロパンジオールが入っているヘアケア製品を使うと、より柔らかく、よりしっとりする効果があります。
また、プロパンジオールはアルコールの一種であり、さらさら感や軽さが出るところも魅力の一つです◎

しわ改善や美白効果

コラーゲンの生成を促す効果があります。
肌にメラニンが作られた後にケラチノサイトに輸送されるのですが、輸送されるのをナイアシンアミドが阻害する事によって美白効果が発揮します。

抗菌効果・防腐性能向上効果

プロパンジオールには、大腸菌、コウジカビ、カンジダ、緑膿菌、黄色ブドウ球菌などの病原体の進行を阻止する効果があります。なので化粧品に入れると他の防腐成分の効果が高まり、化粧品の劣化を防ぐことができます。

溶剤としての役割

溶剤とは、美容成分や有効成分を溶かすために使う液体のことで、化粧品では、溶剤は「ベース」になり、基材と呼ばれることもあります。
溶剤としてベースとなればそれで十分なのですが、保湿効果やテクスチャーの改善効果や抗菌効果もあります。
プロパンジオールを化粧品の溶剤に使うと、他の保湿成分やテクスチャー改善成分や抗菌剤や防腐剤の量を減らすことが可能です。
そしてプロパンジオールを溶剤にしている化粧品に、さらにグリセリンを配合すれば、より高い保湿効果を生み出すことができ、より優れた化粧品にすることができます。


プロパンジオールって安全なの?


Cosmetic Ingredient Review(ワシントンD.C.を本拠とする化粧品の成分の安全性を評価およびレビューし、その結果を査読済みの科学文献に発表している会社)でプロパンジオールは安全性が確認されており、原料メーカーからのデータでも、下記のような安全性が確認されています。

・皮膚への刺激なし
・眼の刺激なし
・皮膚感作を引き起こさない など


グリセリンとの比較


プロパンジオールは保湿成分としての効果もありますが、パラベンやフェノキシエタノールを使用しない、もしくは使用量を減らす目的としても使用しています。
いくつかのジオールを併用することでも防腐力もアップします。
また、どれか一つに頼るのではなく相乗効果を利用していくことで、全体としての防腐剤の使用量を抑えることができ、刺激を抑えつつ、安全な化粧品を作ることができます。グリセリンにはそのような効果はありません。



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